ものづくり・リバースエンジニアリング
ものづくり(航空宇宙/試作開発)・リバースエンジニアリング
設計
トポロジー最適化
トポロジー最適化とは、製品形状を決めるうえで構造を最適化する際に、ある条件下での設定した設計空間のなかで、最適な材料分布を計算する手法です。 例えば、3Dモデルに荷重や材料条件を設定することで、強度を維持したまま軽量化ができる形状を生成することが出来ます。
設定する条件には、荷重や固定場所などの動的な条件や、ヤング率やポアソン比などの材料条件など、様々な条件があります。 なので、最適化を行う際は、幾度のシミュレーションと解決策の模索が必要になります。
3DCAD
設計物の形状や構造を 3D データで直感的に把握することができます。 3DCAD で生成される 3D データは、機械加工の NC プログラム作成に使用することで従来の2DCADでは加工できなかった 複雑な形状を持つ製品も加工することができます。
※画像提供:OPEN MIND
放電加工
形彫放電加工
あらかじめ型が彫られた電極を使い、電極の形状を転写します。 加工液のなかのワークに、電極を押し付けるように近づけ、放電します。
電極のNC制御によって、3次元の複雑な立体加工ができます。
細穴放電加工
棒状の電極を使い、金属に穴をあけます。 加工液のなかのワークに、銅や真鍮などの電極を近づけ、放電します。
5軸加工機を用いることで複雑な形状を持つワークへの穴あけやテーパ穴加工ができます。
ワイヤー放電加工
細いワイヤ状の電極を使い、糸ノコのように金属を切断します。 加工液のなかのワークに、ワイヤー(電極)を近づけ、放電します。
電極のNC制御によって、2次元の微細な輪郭加工ができます。
機械加工
5軸MC加工(金属)
3軸(X/Y/Z)マシニングセンタに、「回転」と「傾斜」の2軸を加えた切削加工です。 インペラ(航空機の内部プロペラ)などの航空機部品をはじめ、発電機のタービンブレードなどの滑らかな曲面加工 で活用されています。
5軸MC加工(グラファイト)
グラファイト材は導電性や耐熱性に優れており、放電加工の電極としても使用されますが、切削加工時に粉塵が発生すため、専用の加工機が必要になります。 当社は5軸のグラファイト加工機を使用することで複雑な形状の電極を製作することが可能です。
旋盤加工
回転する加工ワークに〈固定した刃物〉をあてて削る「除去加工」の一つ。 自動車シャフトの切削からスマホ用精密部品の削り出しまで、 さまざまな業界で広く使われている、 金属加工を代表する加工方法 です。
ウォータージェット
ウォータージェット加工
水を嫌う全ての品物が対象にはなりますが、特に、切断時の熱(摩擦熱)を嫌う、そして熱による変形を避けたい、 また表面の熱硬化を避けたい、また家電、機器、製品の断面サンプル等にも使われます。
二次加工へのニアネットシェープ加工にとても有効で、また二次加工へ変形、熱影響を残したくない際は ウォータジェット切断はとても有効です。
3Dプリンター
光造形方式
液状の樹脂を光で硬化させ、その層を何層も積み重ねて立体物を造形していきます。高精細で複雑な形状の造形が可能であり、さらに透明や柔軟性を持った様々な材料を利用できます。
熱溶解積層方式
樹脂の固形材料を高温で溶かし、ノズルから吐出させながら一層ずつ重ねていくことで立体物を造形すしていきます。 家庭用3Dプリンターではよく使われている方式で、現在主流の樹脂を使うため、市販されている製品に近い造形物を作る ことが可能です。