放電加工、ウォータージェット加工、5軸マシニングによる精密加工の株式会社エイチ・エー・ティー

ものづくり事業部 加工紹介

ワ イ ヤ ー カ ッ ト

 放電加工とは、加工液中で被加工物である導電性の材料と電極(銅やグラファイト等)の間に電気エネルギーを加え、火花を発生させ、その時に発生するエネルギーによって被加工物の表面を溶融または、蒸発させて除去し、除去された物質は加工液によって冷やされて再凝固し、微少な球状のカスとなり、加工液によって電極と被加工物の間から排出されます。これにより電極の表面形状へと加工していく加工法です。電極も被加工物と同様に溶融または蒸発し電極摩耗が発生するので、精密加工の場合は粗加工、仕上げ加工で電極を用意して加工する必要があります。 また、加工工具(電極)の形状によって、ワイヤーカット加工、形彫放電加工、細穴放電加工と名称が変わります。

用 途

マシニング、切削加工では達成出来ない、深溝、角出し、小径穴、深穴、人工クラック、複雑形状・・・多くの産業、分野へ対応が可能です。お客様が形を作る上で困った時などに、放電加工が選択されるケースが多くあります。

特 徴

放電加工は、通常の機械加工と違い、非接触で加工を進めるため、材料に残留応力が少なく、優しい加工法です。よって取り付け治具、抑え具なども必要なく、小ロット、試作などの時には有効な手段となります。

材 料

導電性金属材料であれば、またグラファイト、Sicのようなセラミック等々も状態によっては加工も可能です。ニッケルベースのインコネル、チタン、ステンレス等切削では嫌われがちな材料、また超硬への加工も可能です。

加工対象材料

我が社は放電加工のジョブショップとしてスタートした経緯もあり、放電加工に於いては全ての分野での対応が可能です。 特に航空機の部品を長年手掛けてきた経緯より、回転軸を使用し、航空部品、ロケットの回転体やリング、翼(ブレード、ノズル)への加工は、電極の設 計から全てをお引き受け致します。精密加工の分野では、非破壊検査に用いる金属への疑似疲労欠陥(人工欠陥、ヘアークラック)等のキャリブレーション治具や標準片の作成も致しております。

 

MAKINO

ストローク(X軸Y軸Z軸)

加工層寸法(幅×奥行×高さ)

U6 HEAT

650×450×420

1000×800×400

ワイヤ放電加工とは、細い真鍮製のワイヤを電極としてテンション(引張力)をかけた状態でワイヤを走行させながら、加工物と電極間に放電を発生させ、糸鋸式に製品を加工するものです。

 ワイヤ放電加工例

No.01 文字カット

文字形状を抜き合わせしてみました。文字部分を押し込むとこの1面はフラットな面になりサイコロ形状になります。テレビでもよく出て来ますが金属から浮き出て、押し込むと文字が消える、まるでマジックのような加工です。

No.02 導波管内径異形状加工

長さ400mmのテーパー形状のくりぬき

特徴

アルミ

材質

大型導波管くり抜きサンプル。入口は正円で出口は長方形の円筒で複雑なカット技術が必要とさます。

No.03 タワー

細穴加工と放電加工による東京タワー。

90°方向からの連続くり抜き加工

特徴

アルミ

材質